花と宝物・みどころhighlight

四季の花々
春は桜に始まり、牡丹、江戸菖蒲、紫陽花、…風になびく山の草花。
お祀りしている神様が女神様ということもあって、宮地嶽神社には、四季を通して常に多くの花が見頃を迎えています。
開運桜

神様に一番近いところでお力を受けているからでしょう、この桜は必ずその年の春一番に花を咲かせます。開花時期は年により異なりますが、早いときは1月には咲き始め、その花に雪が積もることさえあります。
開花時期
1月中旬~3月上旬桜

花言葉
優美な女性・善行・精神美・私を忘れないで開花時期
3月上旬~4月中旬ほうき桃

当社では、種々の桃の木のうち、『ほうき桃』を約40本植栽しています。庭などを掃くほうきのごとくに、花枝の先が開いたように見える所から、この名称がついたものと思われます。普通とは異なった姿が面白く、皆様方に楽しんで頂いています。
花言葉
恋のとりこ、よい気立て開花時期
4月上旬~4月下旬牡丹

当社では約50種・400株のぼたんを植栽しており、原種の栽培にも力を注いでおります。
ここ数年は実生の原種が根付き、今年も少し緑色がかった、その姿を見せてくれるでしょう。
花言葉
王者の風格・壮麗・恥じらい・高貴・富貴開花時期
4月下旬~5月中旬つつじ

当社には多くのつつじがあり、特に美しいのは不動神社から自然遊歩道を経て宮地岳山頂の遥拝所にかけて、一面につつじの鮮やかな色に染まります。美しい花からは想像できませんが、葉に微量の毒素があり、これを食べた羊が足踏みをしたことから、漢字で「躑躅」と書くようになったそうです。
花言葉
節制、平和、自制心開花時期
4月中旬~5月中旬藤

高貴なただずまいは清少納言をはじめ、数多くの雅人に愛されました。たおやかな姿は女性にたとえられ、「藤娘」や「藤壺の女御」などの女性の登場人物の名前に使われたりしています。
花言葉
恋に酔う・懐かしい思い出・あなたを歓迎します開花時期
5月上旬~5月下旬江戸菖蒲


花菖蒲は元来、江戸菖蒲・肥後菖蒲・伊勢菖蒲に分かれており、江戸菖蒲が最も原種に近い品種です。江戸時代、武家階級にその鑑賞が始まり、庶民の間に広まるにつれその品種の改良が行なわれ今日の隆盛をみています。伊勢菖蒲・肥後菖蒲に比べ、江戸系の菖蒲は植栽が難しいのですが、花は楚々として格別な貴品を漂わせています。
当社では、昭和40年、35種300株に増殖し、江戸菖蒲苑として開放いたしました。今日では、菖蒲苑だけで100種10万株の菖蒲を植栽しており、開花時には拝殿前にも移設し、大神様そして皆様方の目を楽しませてくれています。
また、5月31日の江戸菖蒲初刈り神事を皮切りに、6月中旬まで「菖蒲まつり」が開催されます。
花言葉
優しい心・優雅な心情・勇気 ・嬉しい知らせ開花時期
6月中旬~7月中旬紫陽花


当社では奥之宮の稲荷神社から不動神社にかけて、十二単、深山八重ムラサキ、墨田の花火などの品種を400株ほど植栽しています。
紫陽花は初咲きから花の終わりまで、土壌や空気中の酸によって、紫色を基調に七色に変化します。花弁の色を移ろわせることから「移り気」とも、いつも雨に打たれていることから涙を溜めた女性にたとえて「ひたむきな愛情」ともたとえられます。また、咲ききった後に花びらを散らしもせず、色を失ってしまうまでじっと耐える姿は、ひとつの時代を生きる女性の姿にたとえられたりしています。
花言葉
移り気・あなたは冷たい・辛抱強い愛情・元気な女性開花時期
6月中旬~8月中旬紅葉

花言葉
大切な思い出・謹慎・隠退・遠慮開花時期
11月上旬~12月旬